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1968(昭和44)年
ダイヤモンド・シリーズ
注目選手のバションは、レスリングでオリンピック・カナダ代表という経歴を持つ実力者でありながら、AWAではブルクラと渡り合うほどの荒々しさも併せ持つ選手だった。身長約175cmながら、ジャイアント馬場とアントニオ猪木の“BI砲”に対抗してい た点は、そのタフさを物語っている。

外国人エースのキラー・カール・コックスは、目潰しや指折りといった執拗で陰湿な反則攻撃を駆使し、得意のブレーン・バスターで相手を真っ逆さまに叩きつけるなど、冷酷無比な凶悪レスラーとして君臨していた。
そのファイトぶりは、後年の全日本プロレスでの姿からは想像し難いほど過激なものであった。
そして迎えたインター戦。ジャイアント馬場は、父の危篤という状況下にありながらも壮絶な闘いを展開し、最後は元祖ラリアートで勝利。コックスのエルボーと馬場の耳削ぎチョップが激突した攻防は、今なお語り継がれる名場面となった。
やがて次シリーズからはアントニオ猪木が一気に台頭し、馬場との“ライバルの時代”へと突入していく



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