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1969(昭和44)年
新春チャンピオンシリーズ

シリーズの中心となったのは、“BI砲”馬場&猪木と、スナイダー&ホッジ組によるインター・タッグ王座を巡る激闘である。

 

各地で繰り広げられた熱戦は、ファンの心を強く揺さぶり、日本プロレス界はまさに“第二期黄金時代”とも呼ぶべき熱狂に包まれていった。

広島では、BI砲が前年2月から守り続けてきた王座を、11カ月で失うという事態に直面する。

しかし、札幌でのリターンマッチにすべてを懸け、見事王座奪還に成功。

日本プロレスのエースコンビとしての意地と執念をリング上で証明してみせた。

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そして迎えた秋田では、このシリーズ4度目となる馬場、猪木 vs スナイダー、ホッジのインタータッグ戦――会場は立錐の余地もない超満員。


その大観衆の前で、猪木は予告していた新必殺技“卍固め(アントニオスペシャル)”を繰り出し勝負をつけた。
極められたスナイダーは逃れる術なく、その衝撃は全国放送を通じて一気に広まり、大反響を呼んだ。

さらに興味深いのは、この技の名称をファン公募していた点だ。“毒蜘蛛固め” “鬼がらみ” “人間分解” “風神ツイスト”など、思わず笑ってしまうユニークな案が数多く寄せられたというエピソードも、当時の熱狂ぶりを物語っている。

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