top of page
1777045364398.png

1971(昭和46)年
ダイナミックビッグシリーズ

このシリーズの主役 “悪魔仮面”“千の顔を持つ男”の異名を持つミル・マスカラス。

これほど、来日が待ち望まれたレスラーはいたであろうか。
試合ごとに覆面を変える演出、連発のドロップキックで相手を翻弄し観客を魅了する、ロサンゼルスでの華麗な活躍が伝えられ、日本のファンはその実像を目にする日を心待ちにしていた。

そして、その期待は裏切られることはなかった。星野勘太郎との日本デビュー戦は全国に生中継され、マスカラスが宙を舞うダイビング・ボディアタックは、日本中のプロレスファンの心を一瞬で射抜いた。

ダイナ.JPG

このシリーズでマスカラスは、ジャイアント馬場やアントニオ猪木という絶対的エースをも凌ぐ人気を獲得した。象徴的だったのが、蔵前国技館でのインター・タッグ戦。馬場&猪木の“BI砲”に対し、スパイロス・アリオン&マスカラスが挑む一戦である。

 

巨体の馬場は軽量のマスカラスとは嚙み合わず、マスカラスの空中殺法を叩き落とすという荒技で防御。一方の猪木は真正面からマスカラスと渡り合い、両者の技とスピードがスイングする白熱の攻防の末、最後は必殺の卍固めでギブアップを奪ってみせた。

masukarasu.JPG

本格的なルチャ・リブレ(メキシコのプロレス)の“空中殺法”を、日本のプロレスファンが目の当たりにした歴史的なシリーズとなった。

bottom of page