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1971(昭和46)年
第2回NWAタッグリーグ戦

2度目となるNWAタッグ・リーグ戦は、前年を上回る豪華な顔ぶれで開催され、日本プロレス界の熱気を一気に高めた。
日本勢は、ジャイアント馬場&吉村道明、アントニオ猪木&坂口征二を筆頭に、上田馬之助、グレート小鹿、山本&星野組、さらには大木金太郎&ミツ・ヒライ組と、個性と実力を兼ね備えたタッグが揃い踏み。まさに“夢の競演”と呼ぶにふさわしいリーグ戦となった。

その頂点に立ったのは、アントニオ猪木&坂口征二組。キラー・コワルスキーとキラー・バディ・オースチンという強豪コンビを打ち破り、堂々の優勝を果たす。激闘の末に掴んだ栄光は、猪木の時代到来を強く印象づけるものだった。

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さらに、この猪木組優勝の感動的なフィナーレを彩ったのが、リング上に現れた人気女優で婚約者の倍賞美津子の存在である。勝者となった猪木を祝福するその光景は、プロレスの枠を超えた“人生のドラマ”として観客の心に深く刻まれた。

そして翌日――舞台をリングからホテルへと移し、猪木は京王プラザホテルにて総額1億円ともいわれる豪華結婚式を挙げる。公私ともに頂点を極めた、まさに“絶頂の瞬間”だった。

しかし、物語はここで終わらない。この栄光から、わずか1か月後――“BI砲”は崩壊し、アントニオ猪木は日本プロレスを追放されることになる。

頂点から奈落へ。あまりにも急激な運命の転落は、誰一人として想像できなかった。だからこそ、このリーグ戦制覇は、猪木にとって、日本プロレスでの最後の栄光として、今なお特別な輝きを放ち続けているのである。

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