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1974(昭和49)年
ゴールデンファイトシリーズ
“燃える闘魂”アントニオ猪木と、“インドの狂虎”タイガー・ジェット・シンの激突は、昭和プロレス史に残る壮絶な抗争となった。
新日本プロレス登場以来、度重なる暴挙で猪木を挑発し続けていたシンだが、ついに一戦を超える。
1973年11月2日、新宿伊勢丹前での襲撃事件。シンが買い物中の猪木夫妻を急襲するという衝撃的な出来事が世間を騒がせる。
勧善懲悪の構図は全国のファンを熱狂させ、ついに東京・蔵前国技館でNWF王座を懸けた決戦が実現する。

だが、この一戦で両者の遺恨が消えることはなかった。
怒りの闘魂を爆発させた猪木は、わずか6日後の大阪再戦でさらなる激闘へと突き進む。そこで起きたのが、あまりにも有名な“腕折事件”である。
試合後、腕を吊りながらもなお観客に襲いかかろうとするシンの姿は、まさに狂気そのものだった。
この猪木対シンの連戦は、昭和新日本プロレスの熱狂を決定づけた歴史的な一週間であった。
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