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1974(昭和49)年
闘魂シリーズ第二弾

1974年3月19日、東京・蔵前国技館で日本プロレス界に刻まれた“昭和の巌流島”―― 新日本のエース、アントニオ猪木と元国際プロレスのエース、ストロング小林の日本人頂上対決は、猪木が豪快なジャーマン・スープレックスで勝利を収めた。

だが、小林は再戦を誓い、単身海外へ渡る。フィラデルフィアではブルーノ・サンマルチノら世界の強豪と激闘を重ね、自らを鍛え上げていく。それは、再び猪木の前に立つための過酷な修行だった。

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そして同年12月12日、再戦が再び蔵前で実現。またもやNWF世界ヘビー級選手権を賭けたこの一戦は、時間無制限一本勝負という完全決着ルールに変更され、期待は最高潮に達する。

 

試合は序盤から波乱含み。小林が猪木を押さえ込み、レフェリーが3カウントを数えたように見える場面があったが、猪木の肩が上がっていたとして試合は続行。判定を巡り会場は騒然となり、怒号が飛び交う緊迫の展開になる。

互いの意地がぶつかる中、最後は猪木が卍固めを極める。しかし小林は屈せず、レフェリーストップによる決着となった。

 

勝敗以上に観る者の心を打ったのは、小林の執念だった。この2連戦は、日本人同士の頂上対決が大興行として成立することを証明した歴史的名勝負である。

なお、3月19日の初戦ポスターは後年さまざまな媒体で取り上げられ、広く知られる存在となった。一方で、この12月12日の再戦ポスターは現存数が少なく、コレクターの間では貴重な資料として知られている。

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